こんにちは。くにえです。
国旗ってありますよね。
色や形だけでなく、動物や太陽など具体的なモノが描かれている場合もあります。
その国の宗教や信条、文化、思想などが盛り込まれて、1枚1枚成っているものです。
日本国の国旗はご存知「日の丸」ですが、またこの日の丸が粋だと思いませんか?!
白地の中央に赤丸が一つ。幼稚園の運動会で手作り国旗を作って飾っていましたが、
日の丸が圧倒的に多かったと記憶してます(笑)
単純で、かつインパクト抜群ですね。
そもそも「日の丸」は西暦700年頃、遣唐使を現在の中国に派遣している時代に
「日像」として掲げたことが最初とされています。
「日出づる国」として太陽は象徴だったんですね!
明治のはじめに憲法で制定されたことにより、正式に日本の国旗として決まり、シンボルとなりました。
話は小さくなりますが、会社や学校にもシンボルマークやロゴというものが存在します。
我々清元にもシンボルマークがあるんです。
こちらの業界では「定紋(じょうもん)」と呼びます。
清元は「花瓢箪(はなびょうたん)」という定紋で、瓢箪の花を縦にスパッと切った側面を表しています。

(画像は紋付からスキャンしたもので少々見づらいですが・・・(汗))
この「花瓢箪」は明治時代のころ、五世家元 清元延寿太夫が定めたものとされています。
以降、百数十年、高輪清元の定紋として今に伝えられているものなんです。
清元 國惠太夫
匿名
以前から気になっていました。定紋の名称と由来が。
國恵太夫さん、ありがとうございます。
歌舞伎好きから長唄三味線を稽古してます素人純邦楽愛好者です。
清元國惠太夫から匿名への返信
コメントをありがとうございます^_^
この「花瓢箪」が定紋として決められる前は「三つ柏」や「蝉桐」、また各々家紋や縁のある紋を使っていた様です。五世延寿太夫(明治)の頃、清元が高輪派と梅派の2つに分裂する事態が起こったのが定紋制定のキッカケと考えられております。
國惠太夫