こんにちは。くにえです。
今日1日休みだった僕は・・・ゴロンゴロンしてました。ハハハっ。
私は日頃、舞台で清元を語らせていただいてる訳ですが、
過去から現在に至るまで舞台上で間違ってしまい、恥をかくことも数多く経験してきました(汗)
舞台ってお客様が目の前にいらっしゃる、言うなれば生番組じゃないですか!
それはそれは緊張しますよ。
同じ曲を何十何百と演奏しても、その場のお客様の雰囲気や舞台上の状況で
まったく違うものが出来上がるのです。
これが舞台の怖さであり、また楽しさでもあります。
そんな舞台というものは、沢山の人々の力で成り立っていると思っています。
演者さん、舞台美術や照明などの裏方さん、我々演奏家。
皆さんがガチンコで一つのモノを作り上げるわけですから、当然リハーサルというものが存在します。
歌舞伎では「付け稽古」「総浚い(そうざらい)」「舞台稽古」と呼ばれる3~4回のリハーサルで
本番をむかえます。
日本舞踊の場合は「つぼ合わせ」「下浚い(したざらい)」「舞台稽古」(無い場合が多い)の
リハーサル2~3回で本番という順序です。
ちなみに「やのくら音楽会」は?というと、当日の、昼の部開催前の40分ぐらいしかリハーサルしません。笑
回数が少なく感じられるかもしれませんが、それぞれプロフェッショナルなので、曲の抜き差し(曲を部分的に抜粋して演奏すること)や、きっかけを確認する程度で終わることが多く、稽古と銘打っていても実際曲自体の稽古や振りの稽古を通してやったりする場ではないのですよね。
そんな内容で、尚且つ各関係者が大勢見ているところでのリハーサルすることもあるのですが、
正直たまりません!
いまだに緊張で手が震えることもありますよ(泣)
負けるな!國惠太夫! 頑張れ!國惠太夫!!!(笑)
清元 國惠太夫
コメント