2010年6月アーカイブ

こんにちは。くにえです。

 

いや~、暑いですね。

今日もとても上着を着て町を歩けないほどムシ暑かったです(汗)

 

今日はNHKで清元「山帰り」(文政6年(1823)初演)を収録してきました。

 

今回はラジオではなく、「芸能花舞台」という舞踊付きのテレビ収録です。

 

といっても舞踊は後日、別に撮影するそうなので今日は音だけを収録し、実際もテレビ画面には

くにえは映りません(笑)

 

 

江戸時代中期以降、商人や職人を中心に多くの人々が相模国にある「大山」(現在の神奈川県伊勢原市付近)へお参りに行きました。

 

通称「大山詣り」といいます。

ちょうど今くらいの時期の6月の終わりから7月の中旬くらいまでが一番賑わっていたそうです。

 

「大山詣り」の賑わっていた理由に信仰心も当然のことですが、行き帰りの途中に賭場や遊郭へ

繰り出すことを楽しみとする人々も多かったようです。

 

清元「山帰り」も、上記のような江戸っ子の職人が主人公で、大山詣りの帰りに博打や馴染みの女にふられた話を織り交ぜた、威勢よく軽快に仕上がっている曲です。

 

 

 

「芸能花舞台」~大山をたずねて~(仮題)

 

放送日

2010年7月8日(木)     14:00~14:44  教育テレビ

       11日(日)    23:30~24:14  教育テレビ(再放送)

 

「山帰り」

 

立方      花柳 寿太一郎

浄瑠璃     清元清栄太夫 清元一太夫 清元國惠太夫

三味線     清元菊輔 清元美三郎 清元美十郎

 

監修      坂東三津五郎

 

 

 

 

他、落語や小唄で大山を題材にしたものも同時に放送します。

 

是非ご覧下さい。

 

 

 

                坂東三津五郎丈もいらっしゃりました。

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収録の合間にとったスタジオ風景です。

 

 

清元 國惠太夫

こんにちは。くにえです。

 

今日小学校時代の同級生、春風亭正太郎氏(右の外部リンクの彼)に会いまして、近くのファミレスでお茶を飲みました。

 

そこでほんわかなお喋りをしていて、ふと正太郎君の画才を思い出しました。

 

國 「ねえ。正太郎は絵が旨かったよね?」

正 「絵は今でもたまに描くよ。」

國 「じゃあ僕の顔も描いてよ!」

正 「いいよ。いつ?」

國 「いま!」

正 「・・・・・・」

 

絶句した正太郎に、わがままゼンカイで描いてもらいました。

 

2010_6_11_kuniedayu_ga.png

 

どうですか?!素晴らしい出来だと思いませんか?!

ファミレスで、しかも30分程で完成しました。

 

正太郎君の才能がほとばしり、一心に書き上げてくれました!!

 

2010_6_11_shotaro.jpg

才能がほとばしった正太郎君です!

彼も多忙の毎日を送っています。

今月6月27日に彼の落語会が「神保町らくごかふぇ」であるそうですよ。

詳細はまたご案内いたします!

 

 

あんまり嬉しいので、ブログの自己写真もこの画に変えます!

 

ありがとう!春風亭正太郎君!!

 

 

清元 國惠太夫

金沢・東茶屋街

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こんにちは。くにえです。

 

先日金沢へ仕事に行ってきました。

舞台リハーサルが早く終わったので金沢駅の近くにある東茶屋街というところに行ってきました。

2010_6_7_kanazawa.jpg

 

現在でも数件のお茶屋さんが営業していて、20名ほどの芸子・芸者さんがいらっしゃいます。

途中、小唄のお稽古でしょうか?三味線の音が聞こえていましたよ。

とても風情がありますね~!


パンフレットを拝見したら、1820年(文政3年)に「東廓」として整備されたのが始まりだそうです。

 

1820年??・・・・・・ピンっ!ときました。

この年は清元「玉兎」が開曲した年じゃないですか(笑)

 

今の世に伝わる素晴らしき日本文化。いつまでも残したいものです。


 

PS、お茶屋さんの一つ「中むら」さんに大変お世話になりました。
  ありがとうございました。

 

 

清元 國惠太夫

金沢・豊後道成寺

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こんにちは。くにえです。

昨日より石川県は金沢市へ仕事に来ております。

今回は(財)石川県音楽文化振興事業団というところの主催で各ジャンルの「道成寺もの」を
一同に集めた公演です。

2010_6_5_kanazawa_chirashi.jpg 

今回は清元「豊後道成寺(ぶんごどうじょうじ)」を長唄・清元掛け合いで演奏いたします。

 

略解豆知識

「道成寺もの」とは、
和歌山県日高郡日高川町にある天台宗 道成寺に伝わる「道成寺縁起(安珍・清姫伝説)」を
題材とした能や舞踊などの作品のことです。


恋焦がれた清姫から逃げ出した安珍(僧侶)は、道成寺への道のりの途上にとうとう追いつかれて
しまいます。頑なに他人と言い張り安珍は日高川を渡り、尚も清姫から逃れようとします。
安珍への一途な想いから執念へと変わり、やがて大蛇と成り果てた清姫はそのあとを追って行き、
道成寺の鐘の中に隠れた安珍を、鐘もろとも焼き殺してしまうのでした。

と、これが「道成寺縁起」の内容です。


今回演奏する「豊後道成寺」は長唄「京鹿子娘道成寺」の歌詞を生かして清元に移し変えた
演目です。

内容は
「道成寺縁起」から数百年後、長く鐘の無かった道成寺に新たな鐘を再興することになり、
鐘供養をすることになりました。鐘供養の日、女人禁制のこの寺に女性(白拍子)が是非とも
鐘を拝ませてほしいと僧に頼みます。その女性の美しさに禁を破り、鐘を拝ませてしまいます。
実はこの女性は大蛇となった清姫の化身だったのです。この化身が鐘に飛び込み、再び大蛇が
現れるという筋です。


初演は昭和55年5月に〔清元〕清元志寿太夫(唄)と〔長唄〕三世 今藤長十郎(三味線)という
超豪華メンバーで演奏されました。


2010_6_5_kanazawa_butai.jpg

(舞台リハーサル前に撮影しました)


今回は長唄・清元の掛け合いという大きな舞台に出させていただける幸せを噛み締める余裕も無く、
只々緊張するくにえです(汗)

 

現在、昼の部を終え休憩中です。これからまた夜に向けて緊張します(笑)


清元 國惠太夫