こんにちは。くにえです。
いや~、暑いですね。
今日もとても上着を着て町を歩けないほどムシ暑かったです(汗)
今日はNHKで清元「山帰り」(文政6年(1823)初演)を収録してきました。
今回はラジオではなく、「芸能花舞台」という舞踊付きのテレビ収録です。
といっても舞踊は後日、別に撮影するそうなので今日は音だけを収録し、実際もテレビ画面には
くにえは映りません(笑)
江戸時代中期以降、商人や職人を中心に多くの人々が相模国にある「大山」(現在の神奈川県伊勢原市付近)へお参りに行きました。
通称「大山詣り」といいます。
ちょうど今くらいの時期の6月の終わりから7月の中旬くらいまでが一番賑わっていたそうです。
「大山詣り」の賑わっていた理由に信仰心も当然のことですが、行き帰りの途中に賭場や遊郭へ
繰り出すことを楽しみとする人々も多かったようです。
清元「山帰り」も、上記のような江戸っ子の職人が主人公で、大山詣りの帰りに博打や馴染みの女にふられた話を織り交ぜた、威勢よく軽快に仕上がっている曲です。
「芸能花舞台」~大山をたずねて~(仮題)
放送日
2010年7月8日(木) 14:00~14:44 教育テレビ
11日(日) 23:30~24:14 教育テレビ(再放送)
「山帰り」
立方 花柳 寿太一郎
浄瑠璃 清元清栄太夫 清元一太夫 清元國惠太夫
三味線 清元菊輔 清元美三郎 清元美十郎
監修 坂東三津五郎
他、落語や小唄で大山を題材にしたものも同時に放送します。
是非ご覧下さい。
坂東三津五郎丈もいらっしゃりました。
収録の合間にとったスタジオ風景です。
清元 國惠太夫
すずき
え!!!絶対見なきゃですね!!!!
だいたいこの辺の小中学校の校歌には「阿夫利嶺(大山の事らしいです)」と歌詞に入ります。
夏のこの時期はヒルが大山近辺で大量発生していてなかなか行く気になれませんが(なので登山はヒルが居なくなる冬場がお勧めかもしれないです!今年は雪が大変でしたが)、毎年のお正月と受験前には行きました。
大山の落語は聞いたことありますが、小唄まであるとは!!
今からすごい楽しみです!!!
清元國惠太夫からすずきへの返信
すずきさんは良いところにお住まいなんですね!
僕も落語の「大山詣り」は何度も聞いたことがありますよ。
小唄は知識が無いので僕も知りませんでした(汗)