こんにちは。くにえです。
台風一過で、久々の快晴でしたね!
私は昨日から仕事で名古屋に一泊していたのですが、降ったり止んだりとはっきりしない天候の後
台風一過で、久々の快晴でしたね!
私は昨日から仕事で名古屋に一泊していたのですが、降ったり止んだりとはっきりしない天候の後
だったので気持ちが良かったです。
さて今回は、日ごろ舞台で使用している唄本をお見せしたいと思います。
さて今回は、日ごろ舞台で使用している唄本をお見せしたいと思います。
これは第6回やのくら音楽会でも演奏いたしました「権九郎」の唄本です。
歌詞の右横に何やら象形文字のようなニョロとした書き込みをご覧いただけると思いますが、これが清元の「節(ふし)」なんです!
しかし、これを他の人が見て語れるかというと、それは多分不可能だと思います(汗)
そもそも清元は洋楽と違い、譜面が開曲当時からあったわけではなく、「口伝(くでん。口伝えということ。)」で現在に伝えられてきました。
習った師匠が違えば細かい部分で違いますし、時代が違えばその語り手に引っ張られて曲が変化する。それが一人一人の色でもあり、時代をよく映す清元の味となるわけです。
この画像の節は私個人の音符であり、唄本は私個人の楽譜というわけですね(笑)
そんな自由さが清元の良さの1つであり、親しみやすく聞こえる理由になっていると思います。でも、その自由さを自分の実力で補わなければいけない点が、清元の難しいところでもあり、やっぱり楽しさでもあるんですね。
清元 國惠太夫
erioichi
gatten