歌詞「梅ごよみ~二幕目・深川尾花屋奥座敷~」歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」バージョン

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歌詞「梅ごよみ~二幕目・深川尾花屋奥座敷~」
2026年2月 歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」バージョン


ご観劇のお供に是非ご活用下さいませ!



「梅ごよみ~二幕目・深川尾花屋奥座敷~」


神垣に植えし国女が山桜
変わらぬ花に いにしえを
思えば八重の咲く頃は
深川辺りの辰巳風

「セリフ」

顔へかかりし青柳の
鬢のほつれは誰と寝し
口舌の果てとよそ目には
浦山吹きの仇名ぐさ
目出し紅葉の色に出て
浮名の立ちし岡惚れに

「セリフ」

目立つ岡目の灯篭も
灯影慕うて飛ぶ蝶の

「セリフ」

思い佃の送り舟
網手のばちに白魚の
首尾も四つ手の遠かがり

「セリフ」

灯影をいとう簾ごし
芝浦かすむ春の夜の

「セリフ」

互いの胸にしみじみと
はなす話もいつしかに

「セリフ」

客で会いしも昨日今日
浮気を捨てし中町に
座敷もひけてしっぽりと
小雨の音におりながら

「セリフ」

かこつ涙も無理酒に
よそ目紛らす浮き思い

「セリフ」

洲崎へ帰る雁金の
結ぶ縁も深川の
水に浮名や流すらん
水に浮名や


(清元引っ込み)


2026.1.31現在



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