こんにちは。くにえです。
遅ればせながら今月の歌舞伎座「十六夜清心」のレポートをさせていただきます!
十六夜清心の開幕前の舞台です。
歌い始め「朧夜に~」とあるように霞のかかった月が出ています。
写真は「浄瑠璃名題」という実際の舞台で使用したお触書です。
十六夜清心では物語の前に三人の役者さんの喧嘩、仲裁で始まります。
川岸で酒屋と中間がすれ違います。それは酒屋に払いを貯めている中間でした。
そのうち酒代の件で喧嘩が始まります。
そこへ通りかかった町人が話を全て聞いていて自分が払うと名乗り出ます。
酒屋はありがたいと先の喧嘩で落としてしまったツケ代のメモを拾います。
町人が金額を確認しようと見たところ、芝居のお触書だったという筋です。
このお芝居では我々清元連中の個々の名前まで読み上げらます。
上記の写真は実際に5月5日に舞台で使用した小道具で記念に頂きましたヽ(*´∀`)ノ
明日は26日千穐楽です。
最後の一日も気を引き締めて舞台を勤めさせていただきます!
清元 國惠太夫
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