再栄四季彩 ~寶船~について

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こんにちは。くにえです。

今回も10月4日(日)に開催致する「やのくら音楽会」の曲紹介第2弾です!


「再栄四季彩(またさかえるしきのいろどり)~寶船~」

この曲は2008年6月8日第1回やのくら音楽会で初演されたご祝儀曲です。
我々が作った初作品でもあります。

本名題の再栄四季彩と名づけた理由、かつて銭湯や近所の家々で清元の唄や三味線が
聞こえ愛された時代があったそうです。

「あそこに住んでる○○さんの唄は粋だ」とか「○○さんの三味線は間が良い」とか・・・
現在のPOPSや洋楽を楽しむように清元をこぞって愛しました。


我々、Sou-Zou工房四季が再び清元の栄華を彩りたいと願いを込めて名づけたわけです。


歌詞にも自分たちの志を表現しました。

果てしなく長い芸の道のり、我々は力を合わせて清元をもり立ててゆきたい。
と、大きく出てみたわけです(笑)

また、四季に因みまして四季(春夏秋冬)それぞれの季節感が入っています。是非調べてみてくださいね(笑)





再栄四季彩 ~寶船~

(作詞:川青二八 作曲:清元延美雪)



明けにけり 光輝く稜線の 永遠に煌々さすやらん 

清き瓢箪花の下 子々孫々につた紅葉 雪解けは 蠢めく春の惠む水

夢寶船 こぎ出だし 果てしなき冬の荒波 我ら挑みて合力の

一途の想い乗り越えし 若木こころの清元の 四季の誉れぞ祈りけり