こんにちは。くにえです。
昨日まで新橋演舞場の歌舞伎興行に出演していました!
数人の方がお越しいただいていた様で個人的にご連絡をいただきました。
ありがとうございます。
本日より浅草・平成中村座に出演させていただいております。
詳しくは前回の記事に載せていただいております。是非ご覧ください。
http://kuniedayu.com/blog/2011/10/post-111.html
浅草・隅田公園に仮設された平成中村座の劇場です。
とても仮設とは思えないほどの大きく、立派な劇場です(^^)
後ろには隅田川が流れ、スカイツリーがそびえ立っています!
平成中村座の正面入り口です。
またやってしまいました(汗)逆光のため見づらくて申し訳ありません。
(こんなウカツさが、くにえそのものです(笑))
小屋には大きな「角切銀杏(すみきりいちょう)」の定紋が掲げられています。
この定紋は中村屋(中村勘三郎丈の屋号)が古くから使用するマークです。
中村屋 「角切銀杏」
清元「お祭り」の開幕直前の舞台写真です。
むかって左側が客席になります。
また写真のように、今回は幕内の2階部分にも客席があります。
当然写真を撮っている後ろ部分にもあります。
ですから我々がスタンバイをするところも丸見えというわけです(笑)
また、写真左側の定式幕(じょうしきまく)にも注目してください。
通常の定式幕は「黒」「深緑」「茶(柿色)」と決まっています。
旧歌舞伎座・定式幕
しかし平成中村座の場合は「白」「黒」「赤(エンジ)」の三色で構成されています。
これは、中村屋の元祖「猿若勘三郎(さるわかかんざぶろう)」という人物が幕府の御用船の音頭取りをした際に褒美として拝領した舟の帆を幕に作り変えて使ったものが最初とされています。
つまり、この定式幕は中村屋しか使えないわけです。
現在ではこの平成中村座でしか見ることは出来ません。
舞台の背景です。
先日、テレビで勘三郎丈に密着した番組が放送されていました。
(私は後半部分から見始めました)
その番組でも触れていましたが、この背景、真ん中から観音開きに開いて本物のスカイツリーが
登場するという度肝を抜かれる演出があります。
その他、通常の劇場とは違った演出がたくさんあります。
ど迫力です!必見です!
是非ナマで体感してみてください!
清元 國惠太夫
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