大阪・北新地に残る伝統

こんにちは。くにえです。

 

引き続き大阪におります。

明日、芝居の仕事を終え東京に戻ります。

 

今回は大阪の北新地にある見番についてです。

見番とは、料理屋・芸者屋・茶屋の3つが組合を作り(三業組合)、芸者さんの予約、支払い(玉代)、送迎、お稽古といったことを引き受ける事務所のことです。

今で言う芸能プロダクションのような機能を果していました。

 

くにえの師である清元菊輔師は北新地の見番のお師匠さんであり、今日伺わせていただきました。

 

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現在、北新地の見番(北新地組合)は西天満にあります。周りには骨董屋さんや料理屋さんが多く軒を連ねています。

 

 

北新地の花柳界の詳細は菊輔先生のお弟子さんでもある、さく一(さくかず)さんがブログをなさっていますので、是非ご覧下さい!

 

北新地・さく一さんブログ(http://391.blog.eonet.jp/

※この他にも北新地の芸子さんのブログがあるようです。

 今回は直接さく一さんに許可をいただいて貼らせていただきました!

 

 

 

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歴史を醸す看板が玄関先に大切に飾ってあります。

 

どの地方にもかつて見番は存在しました。

 

当時の栄華を見続けていた伝統の看板です。

 

 

清元 國惠太夫